台湾におけるCOVID-19の国内感染が、 スマート医療の新しい推進力に―上
發布時間 : 2021-11-02

COVID-19の世界的大流行に伴い、この1年半、各地のコロナ感染者数が急増しています。一方、感染対策に成功した台湾はまるでパラレルワールドのようです。しかし、そんな平穏な日々は2021年5月に崩れ去りました。チャイナ・エアライン(中華航空)の乗組員が「ノボテル台北 桃園国際空港」従業員の感染源になったことが判明された後、陽性者が次々と確認され、5月22日の一日感染者数がピークの723人に達しました。

コロナ患者数の急増により、台湾の医療機関は過負荷状態になっています。世界各国で起きていることは台湾でも起きています。そんな中、医療提供体制への負荷はかえってスマート医療のイノベーションに繋がる強力な推進力となっています。これを受けて政府は、新技術の臨床応用までの時間を短縮化するため、関連規制の緩和を加速させるとともに、従来の枠組みを打破しようとしています。(中篇へ続く)

出所:COVID-19本土疫情 形成智慧醫療發展新推力