日本地方銀行は地方自治体と良好な関係を保ちながら、共同で日本企業海外への進出・投資・連携等をサポートしています。
台日産業のコラボを深化させ、台日優れた企業の間の協業を促進するため、経済部台日産業連携推進オフィス(TJPO)が日本地方自治体・地方組織と連携した上に、地方銀行との交流を開拓する等の取り組みで、積極的に布石を打っています
特に顕著な例として日本秋田県との連携を取り上げれば、2015年8月に秋田県政府と産業連携覚書を締結して以降、TJPO、秋田県政府、秋田銀行三方の力で、同年11月に台湾側15社が訪問団を組んで、両側業者の交流が始まりました。
両側の連携を更に促進していくため、秋田銀行は台北オフィスを2016年8月に設立し、TJPOとの情報交換、コミュニケーションなどの効率性を積極的に高めました。同年10月、TJPOと秋田県は共同で地方業者が台湾最大の電機電子部品展示会である『TATRONICS台北国際電子産業科学技術展示会』に出展することをサポートし、展示会に伴い一対一商談会を開催しました。TJPOは台湾で日台産業連携における単一サービスの窓口として、日本政府と地方銀行の交流による両側産業連携チャンスの創出を努めています。
今年10月、日本秋田県、秋田銀行、秋田県電子工業振興協議会が再度に電機電子関係の業者を集めて、台湾のTAITRONICSに出展することになりました。これを機に、両側電機電子産業の交流と業者の連携が更に拡大できると見込められています。TJPOもこのような連携モデルを基にして、引き続き日本地方産業との交流を深化させたいと考えています。

秋田銀行台北事務所榎和所長(左1)、高嶋副所長(右1)