高雄市が推進する高医大と三重大学の覚書締結及びバイオ医薬の連携促進についてTJICがサポート
發布時間 : 2017-08-23

高雄市政府経済発展局、資策会日台産業推進センター(TJIC)及び高雄医学大学が共同主催した「台湾-日本バイオ医薬品産学連携交流会」が2017年7月27日に高雄医学大学国際会議センターで盛大に執り行われました。医療器材(バイオ医薬材料も含む)とバイオ医薬技術などの議題について、日台産学関連の専門家をお招きし講演をしていただき、また三重大学の西村訓弘副学長も貴賓としてお招きいたしました。

交流会終了後、高雄市経済発展局の曾文生局長立会いのもと、高雄医学大学産学運営処と三重大学地域戦略センターは産学連携に関する覚書を締結いたしました。双方は将来にわたりバイオテクノロジー、医療機器、健康食品、医療保険及び薬学などの方面で交流をし、日台間の産学官連携を促進していきます。今回の台湾側参加団体数は企業22社、研究団体10社であり、参加人数は150人を超えました。

曾文生局長は「高雄と三重県の交流は2012年冬に始まり、2016年1月には双方で協力覚書を締結しており、航空宇宙、医療器材、食品加工、オートメーション化などの分野で連携していくことに期待しています。双方が医学産学の交流に際して、前に向かって1歩踏み出したことは非常に嬉しく思います。三重県は近年、医療産業の発展に非常に積極的であり、その中で三重県の重要なシンクタンクの役割となるのが三重大学であり、また高雄医学大学は高雄において有名な医学大学であるので、両校の将来の連携はきっとすばらしいものであると期待しております。」と述べました。

また高雄医学大学の劉景寛学長は「今回の交流会に参加された団体は各分野から来ており、産学官の各団体の相互連携を活かしていくのは、現在の大学の移行期の中で強調したい目標です。これまでの伝統的な大学は学術発表が主でありましたが、現在は社会ニーズと研究成果を結びつけることにより、反って学研団体の新たな制度と製品の創り出しを推進しております。高雄は産業、科学技術の重要都市の入り口として、この交流活動を通じて双方の能力、新しい産業価値の創造を結びつけて、将来は高雄が代表として台湾の研究開発の成果を世界へ発信することを期待いたします。」と述べました。

TJICは長期にわたり日台産業連携を推進する以外に、産学間の交流活動を推進し、更に多くの産業イノベーションの発展機会も作り出していきます。今回は高医大と三重大学の連携に協力し、政府が推進する「5+2イノベーション産業計画」の中の「バイオ医薬」が発展することに期待しており、将来も引き続き産学間の連携チャネルを維持し、対日連携の機会と効果利益の促進をしていきます。

図:高雄医学大学と三重大学の産学連携の覚書締結式の撮影
図:高雄医学大学と三重大学の産学連携の覚書締結式の撮影

案件窓口:台日產業合作推動辦公室(TJPO) 黃丞佑02-6607-6806
内容まとめ:台日產業合作推動辦公室(TJPO) 黃丞佑02-6607-6806