日台産業連携の効果を拡大するためにTJPOは台湾半導体及び機械産業の発展を支援し、2017年7月26日に熊本県、大分県からの訪台メンバーと台湾機械工業同業公会(通称TAMI)との交流会を行った。
交流会の際に日本側の代表者より九州の半導体産業の現状説明によると、九州の熊本県や大分県にたくさん日本の先進半導体に関連する産業が集積されている。また、機械や精密加工や自動化の分野でも数多くの優れた企業がある。例えば、熊本県工業連合会にはものづくり系の企業が330社がある。大分県LSI Clusterには、大規模集積回路(LSI)に関連する企業だけではなく、半導体製造設備・機械関連のメーカーもたくさんある。今後、半導体や機械産業において、台湾との交流連携のチャンスを作ろうとしている。TJPOを通じて、TAMIとの交流が継続的に進んでいくことを期待している。
また、2017年9月14日に台北にて「台湾&日本九州地域連合半導体産業ビジネスチャンス交流会」を開催する。日台企業は合計60社が参加する予定で共に日台半導体、機械産業の連携チャンスを発掘する。今後もTJPOのプラットフォームによる関連公協会との協力により日台双方の優れた企業の連携を推進していこうとしている。