台日産業連携推進オフィス(TJPO)は日台産業連携を促進し、プラットフォームとして関連部署を支援し日本との連携を拡大しようとしている。2017年7月31日から8月4日まで、TJPOがこれまで構築してきた日本での人脈を活かして、台湾経済部沈栄津政務次長と共に「2017年経済部日本企業誘致訪問団」を派遣した。台湾政府上層部は日本企業の経営者と産業発展の方向性や日台産業連携のチャンスを作ることにより、日台連携の基礎をつくる。そのことにより台湾への投資や台湾との連携を拡大することを図っている。
今回のスケジュールは半導体・ディスプレイ製造設備(ULVAC)、バイオ製薬(日医工)、電子材料(信越化学工業)、電子部品(TDK)、東芝、化粧品(資生堂、花王)、デジタルゲーム業者(BANDAI NAMCO)など国際的な日本企業本社を訪問した。日台における半導体、ディスプレイ、スマート機械、バイオ医薬などの産業連携を中心に、台湾の産業推進戦略の優遇措置及び日台連携の優位性を説明して、日本企業が台湾に拠点を置くことや産業サプライチェーンのパートナーシープを構築することなどを通じて、日本企業の台湾への投資を誘致し、日台WIN-WINな関係を発展させることを企画している。