台湾経済部台日産業連携推進オフィス(TJPO)は2017年9月7日に東京にて日台OBネットワーク交流セミナーを開催いたしました。台湾総統府国家政策顧問兼TJPO栄誉顧問何美玥様をはじめ、TJPO最高顧問安藤國威様(SONY元社長)、日台OBネットワーク会長峯岸進(SONY台湾元董事長)などの日台産官代表者を招聘して開催されて、約300人が参加し大盛況でした。
「日台OBネットワーク」は2007年に設立し、会員は各日系企業の台湾駐在員が中心で、日本人幹部及び対台窓口などが含まれています。2017年まで会員数が360名を超えました。TJPOはこれらの貴重な人脈を維持するために、年に一回か二回の交流イベントを行っています。会員や台湾政府幹部及び日台産業界代表を招待し、台湾政府の重点政策や産業トレンドや今後の推進方針及び日台連携の成果などの情報をお知らせしております。また、日本産業界の代表者との交流を通じて、日本産業の最新動向を把握し視野を広げて、日台産業連携を拡大することを期待しています。
今回のセミナーのテーマとしてはTJPOが日台産業推進における今後の展望や日台共同で東南アジアへの進出やAI・IoTによるビジネス現場の変革及び日台企業が連携して第三国市場に進出する戦略など四つの議題になりました。そのほか、TJPOにより日台連携の成功例を説明し、より多くの日系企業が台湾への連携意欲を高めることが出来ました。また、TJPOは日台企業が共同で新興市場へ展開することをサポートする意向を示しています。新興市場を目標として、日台企業における事業経営や研究開発設計や製造やブランドマーケティングなどの多様的な連携をTJPOは推進しています。日台企業は共に競争力を向上させ、産業の海外展開を促進し、日台WIN-WINな関係を築いて行こうとしております。

