経済部台日産業連携推進オフィス(TJPO)と日立グループは共同で2017年11月3日に「日台新南向ビジネスチャンス及びトレンド交流会」を開催しました。啟翔輕金属科技、国際大手企業日立ハイテクを始めとする日台企業を招待し、合計約50人がイベントに参加しました。東南アジア市場への投資環境やビジネスチャンスなどの情報交換を行って、今後日台企業連携の新しいモデルを探りました。
地域的経済統合のトレンド及び新興国の飛躍の中で日系企業が積極的にサプライチェーンの再構築を行い、新興国に向けて進出しています。台湾政府は新南向政策を企画し、新興市場での発展チャンスを把握し、日本の国際的なブランドと販路優位性を利用して、台湾企業と日本国際大手企業とのバリューチェーン及び国際市場連携を推進しようと考えています。台湾企業が迅速に発展している東南アジア市場への進出をサポートなことも可能です。
今回の交流会は工業局電子情報チーム副組長兼TJPO執行長呂正欽様と日立ハイテク執行役常務橋本純一様を招いて交歓し、第三国における日台連携への期待を語りました。また、日立ハイテク本部長高橋様より日立ハイテク最新「Share Factory」ソリューションを紹介し、台湾企業が東南アジア市場へ参入する際の参考として台湾のサプライチェーンとの協力を求めました。そして、台湾でアルミ産業クラスターを構築してきた啟翔輕金属科技董事長陳様より2017年にミャン���ーで工場を設立した経験を紹介しました。
交流会を通じて、日台企業が東南アジアでの実務経験を生かして双方産業チェーンの連携を促進すれば、東南アジアなどの新興市場でのビジネスチャンスを獲得することができます。今後もTJPOは日台企業の交流をサポートし、多様な連携を模索します。また、地域的経済において双方の競争力を向上させ、ともにグローバル市場へ展開し、日台のWIN-WINな関係を実現していこうとしています。
