台日産業連携推進オフィス(TJPO)は、更なる日台連携の方向性とビジネスチャンスの拡大のため、九州の宮崎銀行と提携し、1月9日と16日に台北でセミナーを開催しました。入社三年目の銀行員に向け、日台産業連携政策と現状のほか、優秀な台湾ベンチャー2社により、TripPackerとWhoscallという、最近台湾で最も注目されているスマホアプリを紹介してくれました。
馥鈺テクノロジーが開発したTripPackerは旅行の準備計画アプリで、旅のスケジュールだけでなく、フライト探しや入場券予約など、旅に関する便利な機能が備わっています。旅行者のスケジュールを他の人に転送でき、観光インバウンド促進に繋がると期待されています。
日本では特殊詐欺の根絶がなかなか進まず、ここ2年間で被害総額は359億円に達し、東京スカイツリー建設費用の半分にも上りました。Gogolookが作ったアプリ「Whoscall」(日本語名:だれ電)は、ビッグデータで詐欺集団の番号などを識別できます。台湾で迷惑電話ブロック率99%の記録を出したと聞き、聴講する銀行員は皆んな興味津々、帰国後ぜひ地元のお客様に紹介したいと言いました。ちょうどGogolook社は今年日本進出予定がありますので、銀行員とのQ&Aで話が大変盛り上がりました。TJPOが日本と台湾両国のニーズに合わせ、交流商談マッチングチャンスを提供する推進方向は間違いないと証明できる温かいワンシーンです。

写真:Gogolook郭建甫CEO、宮崎銀行員と一緒に手でTWポーズ取り