日本産業との交流を促進するには、定期的にTJPOは日台交流協会と協力し、共同で日台産業協力架け橋プロジェクト交流会議を年2回開催しています。今回は、新型コロナウィルスの影響により日台間の往来自粛を背景に初のテレビ会議の形態で2020年4月28日に工業局で経済産業省とオンラインで開催しました。
日台政府側代表の対話を通じて、日台産業協力架け橋プロジェクトは9年目に入り、これまで数多くの成果をあげました。今回の会議で台湾側の議長は工業局局長呂正華様(兼TJPO主任)が担当し、新型コロナウィルス感染症の状況に応じて、日台防疫ソリューションの提携を議題として、お互いに議論を行いました。今後台湾側はAI、IoT、5G等の新たな技術を応用する台湾業者のSpatial Topology社(隔離管理技術)とiWEECARE社(スマート体温測定タグ)等が日本との連携を強化していくと述べました。
今後、日台交流を進めるには、双方が新型コロナウィルス感染の影響をも考慮しつつ、「日台パートナーシップ強化セミナー」など一部のイベント業務をオンライン開催での実施を協議します。そのほか、TJPOは継続的に台湾業者の多様なデジタル素材を作成したり、日本各地にあるリッチ技術の持つ企業との遠隔商談をアレンジしたりし、双方産業連携のチャンスを創出していきます。
図:第19回日台産業協力架け橋プロジェクト交流会議-左から工業局呂正欽副組長兼TJPO執行長、呂正華局長兼TJPO主任、国際貿易局戴婉蓉主任秘書、TJPO陳龍課長